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5月 スケジュール 2011

5月
May

15日
(日)

バロックの深みへ…
古楽界の一線で活躍する鬼才・俊英による、いま聴ける最高のバロック音楽

青木洋也avec武久源造
カウターテナーとチェンバロで贈る、バロック歌曲の花束
古楽シリーズvol.10

【開演】

17:00

【演奏曲目】

演奏曲目は、決定次第、当舎応援ブログ
「休石やすみいし  ジャズ大衆舎」にアップしま す。
演奏者の詳細なプロフィール等も掲載しています。

【場所】

日本キリスト教団福山延広教会(tel.084-923-0094 福山市本町1-6)

【切符】

一般 3,000円
ペア/2回券 5,500円
高校生以下 1,000円

【主催】

ジャズ大衆舎
tel: 090-5374-4485
e-mail: chopin-in-salsa@kba.biglobe.ne.jp

鍵盤楽器の鬼才武久源造プロデュース

佐保山音楽祭〜いにしへ思ひて〜 in May 2011

風薫る5月、佐保山の麓にある佐保山茶論で、ルネサンス・バロックの爽やかで精妙な音楽に耳を傾けてみませんか。古楽を革新的に今に甦らせる武久源造の音楽性の素晴らしさを、心ゆくまで味わっていただけます。出演は佐保山茶論楽人レギュラー武久源造(鍵盤楽器)、山口眞理子(バロック・ヴァイオリン&鍵盤楽器)に加え、武久源造が信頼を寄せるゲストたち。いずれも、今の音楽界に芳香を放つ、力溢れる音楽家です。鍵盤楽器はツェルモデル・チェンバロ、ジルバーマン・フォルテピアノ、いずれもバッハに縁ある楽器を使用。

□演奏会(全日1日2回公演)
昼の部13:30開場 14:00開演  夜の部17:30開場 18:00開演  定員各40名(全席自由)

※5/3、5/5、5/29はポジティフオルガンも使用します。
※演奏する曲を予め会場で録画しておき、DVDとして演奏会終了後の会場で販売します。

5/3(火・祝)管弦の調Vol.T 〜魅惑のヴァイオリン〜 with 桐山建志 バロック・ヴァイオリン

曲目:バッハ ヴァイオリンと鍵盤オブリガートのためのソナタ第4番ハ短調/ヘンデル ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第4番ニ長調/バッハ ゴールトベルク変奏曲 PartT/ビーバー ロザリオのソナタより第1番「受胎告知」/武久源造 アクア・ヴェリターティスNo.1 /他

5/5(木・祝)万葉の調    〜カウンターテナーの魅力〜 with 青木洋也 カウンターテナー

曲目:武久源造 万葉選歌/バッハ カンタータ203番「愛の神は裏切り者」/パーセル 暫しの音楽を/オットマイアー「何と美しく、花咲き乱れる五月」/バッハ ゴールトベルク変奏曲PartU/他

5/21(土) 管弦の調Vol.U 〜正真正銘、木管の響き その1〜 with 砂山佳美 フラウト・トラヴェルソ

曲目:バッハ フルートと鍵盤オブリガートのためのソナタイ長調/バッハ フルート、ヴァイオリン、通奏低音のためのトリオ・ソナタト長調 /バッハ ゴールトベルク変奏曲PartV /他

5/22(日) 管弦の調Vol.V 〜正真正銘、木管の響き その2〜 with  砂山佳美 フラウト・トラヴェルソ

曲目:バッハ フルートと鍵盤オブリガートのためのソナタロ短調 /テレマン トリオ・ソナタ ニ長調/バッハ ゴールトベルク変奏曲PartW/他

5/28(土) 管弦の調Vol.W 〜描写音楽の一時〜 

曲目:クープラン 第6オルドルより「羽虫」「神秘な障壁」「恋やつれ」、第14オルドルより「フランスのフォリア、または、ドミノ」/ボアモルティエ 第U組曲より「蚤」、他/ビーバー 描写ソナタ/バッハ ゴールトベルク変奏曲 PartX/他 

5/29(日) 管弦の調Vol.X 〜ラスト・コンサート〜

曲目:スウェーリンク 「イギリスの定め」/オルティス レセルカーダ/ビーバー ロザリオのソナタより第14番「マリアの昇天」/バッハ2台の鍵盤のコンチェルトハ長調/バッハ ゴールトベルク変奏曲PartY/他

●前売券3,500円 当日券4,000円(5/3、5/5、5/21、5/22)
●前売券3,000円 当日券3,500円(5/28、5/29)

□お茶席(抹茶、菓子付き)とチェンバロ、ヴァイオリンの演奏

立礼によるお点前と佐保山茶論楽人レギュラー武久源造、山口眞理子の演奏。

5/17(火)、5/25(水) 両日共に13:30開場 14:00開演    定員各20名 
●前売券3,500円(当日券はございません。) 
□武久源造によるチェンバロ、フォルテピアノのレッスン 

レッスン希望の方へ。今回、佐保山茶論にはチェンバロ、フォルテピアノ、オルガンという3種類の鍵盤楽器が勢揃いしています。ベートーヴェン以前のあらゆる鍵盤作品を様々な音色で弾いてみることができます。普段ピアノで弾いているバッハやモーツァルトの曲をチェンバロやフォルテピアノで弾いてみたい、あるいはまた、ただ楽器に触ってみたいという方も大歓迎です。奮ってご参加ください! ―武久源造― お一人様1時間のレッスンです。5/18(水)、5/19(木)、5/23(月)、5/24(火)、5/26(木)の10:00〜12:00及び14:00〜17:00の時間帯でおこない、聴講することも出来ます。(要予約)

●レッスン料7,000円  レッスン聴講料3,000円

□出演者プロフィール

武久源造(たけひさげんぞう 鍵盤楽器)

東京藝術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ、ピアノ、オルガンなど各種鍵盤楽器を駆使して、中世から現代まで幅広いジャンルにわたり様々なレパートリーを持つ。1986年からは作曲、編曲作品を発表。1991年から数々のCDをリリース。チェンバロによる「ゴールトベルク変奏曲」、「J.S.バッハオルガン作品集 Vol.1」、ほか多数の作品が「レコード芸術」誌の特選盤となる。1998〜2010年フェリス女学院大学音楽学部及び同大学院講師。)

桐山建志(きりやまたけし バロックヴァイオリン)

東京藝術大学器楽科大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年、第12回古楽コンクール「山梨」第1位、第10回栃木「蔵の街」音楽祭賞受賞。1999年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。2005年には古楽コンクール「山梨」の審査員を務める。レコード芸術特選盤「シャコンヌ」(CAIL-728)を皮切りに、多数のCDをリリース。現在、「エルデーディ弦楽四重奏団」ヴィオラ奏者、愛知県立芸術大学准教授、フェリス女学院大学講師。

青木洋也(あおきひろや カウンターテナー)

東京藝術大学大学院修士課程古楽科修了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽学専攻修了。古楽アンサンブルや演奏会ソリストとして活躍する一方、海外でアルト・ソロをつとめるなど活躍の場を広げている。バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演・録音に参加。近年は合唱指揮者としても高く評価されている。G.A.ホミリウス『ヨハネ受難曲』(ソロ・指揮)の日本初演のライブCD(オーパス蔵)をリリースし、2009年12月発売のレコード芸術誌において特選盤に選ば れている。 photo by 篠原栄治

砂山 佳美(すなやまよしみ フラウト・トラヴェルソ)

東京藝術大学音楽学部器楽科フルート専攻卒業。ソロや室内楽、オーケストラなどで活躍。フラウト・トラヴェルソでは武久源造氏に見出され、桐山建志氏らとも共演を重ねる。CD「バッハの宮廷音楽 〜アンサンブル音楽の領域vol.3 〜」(コジマ録音)にソリストとして参加。フルートを野口博司、堀井恵、金昌国、川崎優の諸氏に、フラウト・トラヴェルソを前田りり子、朝倉未来良の両氏に師事。現在、香川県高松市立第一高等学校音楽科講師。

山口眞理子(やまぐちまりこ バロックヴァイオリン&鍵盤楽器)

2歳よりヴァイオリンを、東洋英和女学院在学中よりオルガンを始める。フェリス女学院大及び同大学院音楽研究科オルガン専攻修了。2008年オルガニスト協会新人演奏会、2009年東京カテドラルにてムシカポエティカ主催メンデルスゾーン「パウロ」にオルガニストとして出演。ヴァイオリンを故・鷲見康郎氏に師事。オルガン・チェンバロ・バロックヴァイオリン・アンサンブルを武久源造、桐山建志両氏に師事。ルネサンス期モデルのオルガンや東京カテドラルのオルガンとヴァイオリンのレコーディングの他、現在各地でヴァイオリン・オルガン・チェンバロ奏者として活動。日本福音ルーテル大森教会オルガニスト。

□会場・お問い合せ・チケット購入申し込み先

芸術・文芸サロン佐保山茶論(さほやまサロン) 
住所 奈良市法蓮町856-12  
http://www.sahoyamasalon.com/

佐保山茶論HP「お問合せ」   0742-26-5376   Fax 0742-26-5503

アクセス:「JR奈良駅」(7番乗り場)及び「近鉄奈良駅」(13番乗り場)より奈良交通バス(西大寺駅行きもしくは航空自衛隊行き)約10〜15分乗車後「佐保小学校」下車。佐保山茶論まで徒歩約5分。佐保小学校バス停から佐保山茶論への経路詳細は佐保山茶論HPアクセスを参照して下さい。

(以下は余談です。)
 私と武久源造氏と知り合いになりました縁は、私の叔父でオルガンビルダーの中西光彦と武久源造氏との関係からです。  中西が北イタリアのクールブルグ城にありますルネサンスオルガンを復元製作したオルガンを武久源造氏が大変気に入り、武久源造氏はこのオルガンと中西が製作したもう一台のオルガンの2台のオルガンでレコーディングし、コジマ録音よりこの3月に「鍵盤音楽の領域vol.9 バルダキン・オルガンの世界」として販売されました。
この「バルダキン・オルガンの世界」が、 「レコード芸術」誌4月号(3/19発売)で特薦盤に選ばれました。

 中西はアマチュアを自称しておりますが、プロのオルガンビルダーの草苅徹夫氏からも一目おかれているようです。また、スウェーデンを本拠にオルガン製作されています横田宗隆氏からも中西のオルガンは注目されているとのことです。

(パイプオルガン製作者 中西光彦プロフィール) 
元奈良市立一条高校・私立東大寺学園高校国語科教諭。在職中より中世ルネッサンス音楽の演奏団体アウルコンソートの一員として活動。その関連でオルガンに関心を持って独学で知見を養う一方、退職と同時に山梨県小渕沢に1年余滞在し、草苅オルガン工房にて草苅徹夫氏の指導を受け、オルガン製作を研修した。奈良県山辺郡山添村の工房で、歴史的な小型オルガンのコピー等、主としてポジティフオルガンの製作に取り組んでいる。パイプ・鍵盤・ケース・装飾等全ての部品を自作するのが身上。日本オルガン研究会会員

佐保山茶論 岡本昭彦

 

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